オンライフモバイルの開発で役立った情報源やライブラリのまとめ
本日、株式会社ヨセミテにて提供中のみんなの闘病サイト オンライフのモバイル版がオープンしました。
僕自身、ログインやフォーム送信などの機能を備えたモバイルサイトの本格的な開発は初めてだったので、多くの情報源やライブラリに助けられました。その中でも特に役立ったものを紹介します。
目次
モダンなモバイル開発のススメ (PHP編)
ゆどうふ氏による最近のモバイル開発事情と利用ライブラリのまとめ。ライブラリはPHPですが事情説明は共通ですので、PHPな人もそうでない人もぜひ。
PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブル
ソフトバンククリエイティブ
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デコメと位置情報がためになりました 実践的に使える携帯サイト開発の本です
memokami氏の著書。よくぞここまで...といった内容と、章ごとの「ゴール設定」の構成がすごくわかりやすかったです。PCサイト作りは慣れてるけどケータイサイト作りが初めて、という人にはぴったりかと。絵文字コード表も、絵文字の実装時のバイナリチェックに便利です。
HTML_CSS_Mobile
ゆどうふ氏によるPHPのライブラリ。3大キャリアのうち、ドコモだけが外部CSSに対応していない状況を吸収します。具体的には、指定したCSS(＆内部参照のstyle要素のスタイル)をHTMLのstyle属性値に設定＆追記します。これが無かったら大変でした。要PEAR::HTML_CSS。
以前はtoInlineCSSDoCoMoという名前だったようです。
- /lang/php/HTML_CSS_Mobile/trunk – CodeRepos::Share – Trac
- Hackathon成果：HTML_CSS_Mobileバージョンアップ。 - ゆどうふろぐ
- 言い忘れてたけどtoInlineCSSDoCoMo改めHTML_CSS_MobileをCodeReposに突っ込みました。 - ゆどうふろぐ
- 勘違いのないようにtoInlineCSSDoCoMoの仕様について言っとくか - ゆどうふろぐ
- DoCoMo向けにCSS指定をインラインに埋め込むPHPライブラリ「toInlineCSSDoCoMo」作りました : アシアルブログ
MobilePictogramConverter
ryster氏による3キャリア対応の絵文字変換ライブラリ(PHP)。オンライフモバイルは現在、絵文字の入力には対応していませんが、入力された絵文字を除去するために利用しています。
PEAR::Net_UserAgent_Mobile
PHPでは定番の携帯キャリア/機種判別、画面サイズ取得他のPEARライブラリです。
FireMobileSimulator
最後に紹介するのはツールですが、モダンなモバイル開発のススメでも「開発者はこれさえあればOK（デザイン確認は実機だし）」とのことなのでご紹介。
FireMobileSimulatorは、主要３キャリア（DoCoMo/Au/SoftBank）の携帯端末ブラウザをシミュレートして、モバイルサイト開発を容易にするために作成されたFirefoxのアドオンです。携帯端末のHTTPリクエスト、絵文字表示、位置情報送信機能などの動作をシミュレートすることができます。
thorikawa氏によるFirefoxの拡張機能です。FirefoxからユニークIdの送出に利用しました。絵文字も表示可能です。
以上、他にも沢山のサイトを参考にさせていただきました。情報の囲い込みになりがちなケータイサイト開発のバッドノウハウを公開していただき、本当にありがとうございました。
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