Win/OSX両用なChrome用プロキシ切替拡張の決定版はSwitchySharpだ
全Webデベロッパが泣いて喜ぶプロキシ切替Chrome拡張を見つけました
「プロキシが独自設定できるから、開発用にFirefoxを使っている」というウェブ関係者は多いのではないでしょうか。僕もその一人でした。(ウェブ開発では、開発環境に接続するためにプロキシ設定をすることが多々あるのです)
Chromeは標準では独自設定ができないのですが、それでも動作確認などで開発用に使うことがあります。そしてつい先ほど、OSX Mountain LionのGoogle Chromeで使っていたProxy Switchy!(バージョン: 1.6.3 更新日: 2010年9月20日)がMountain Lionのアップデートによって全く動作しなくなり、何か別のソフトや拡張はないかなーと思って見つけたProxy SwitchySharp(以下SwitchySharp)が神拡張だったのでご紹介。
OSXでちゃんと動作する!
プロキシ切り替えChrome拡張の多くはOSX用Chromeではまともに動作しませんが、SwitchySharpはざっと使ってみたところちゃんと動作しています。Web開発者はOSX使いが多いので、ここ大事。もちろんWindows Chromeでも動作します。
Chromeのプロキシが独自設定できる!
今まで使っていたプロキシ切り替え拡張は、Win/OSX両方とも、OS自身のプロキシ設定を切り替えるものでした。それでも十分便利ではありましたが、Firefoxのようにブラウザだけプロキシ設定が切り替えられたらなあ、、、と常々思っていたところ、このSwitchySharpはChromeのプロキシ設定だけを切り替える挙動をみせてくれました。最高です。
プロファイルを分けてChromeを複数立ち上げれば、別々のプロキシ設定のChromeが立ち上がる!
Chromeはデフォルトとは別にプロファイルを作成すると複数のChrome環境を構成できます。別々のプロファイルで同時に立ち上げることができるので、SwitchySharpを使えば別々のプロキシ設定がなされたChromeを同時起動することもできるのです。ヒャッハー最高。
ProxySwitchyからの移行も簡単
SwitchySharpはProxySwitchyをもとに作られており、ルック&フィールがProxy Switchyと同様です。Import/Export機能も同じなので、ProxySwitchyを使っていた方は設定ファイルをExportしてImportすればすぐに乗り換えることができますよ。
これまでWeb開発はプロキシ設定のできるFirefoxで基本的に動作確認して、出来上がってきたらクロスブラウザ動作確認としてChrome、IEで確認という手順しか踏めませんでしたが、これからは最初からChromeで開発してあとでFirefox/IEで動作確認という流れも作れそうです。
これでかなり便利になりましたが、さらにいうと、タブごとにプロキシを切り替えられたらなあ…。
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