集中力を持続させるためのライフハック ついつい見てしまうものをどうにかする

百式の田口さんが素晴らしいアイデアを公開しました。

いつも使っているLifehacksに、「何かをやめたいときにはそれをするのがより困難になるように仕込むべし」というものがあります。

具体的なステップは4つ。

  1. やめたいことを定義する
  2. そのやめたいことをすることが現在どれだけ困難か、1から10で判断する
  3. その困難度を1あげるためには何をすればいいか考える(thinking time!)
  4. そのとおり実行する

何かをやめたいときにはそれをするのがより困難になるように仕込むべしより

具体的な例として、空き時間についつい見てしまうサイトをブックマークからわざと消して、アクセスしにくくしてしまうなどです。なるほど!と思いました。本当に時間を有効に使いたいなら何でもかんでも便利にすりゃいいってもんじゃないんですよね。キーワードは集中力。集中力を持続させることで効率を上げようという意図です。私のブラウザは、はてブとmixiとフレッシュリーダーが1発でアクセスできるようになっていました。でもこれらのコンテンツは集中力を失ってまで1日何回も見る必要のないものです。

今まで合理主義一辺倒で環境を整えてきましたが、1日1回見れば十分なものへのアクセス難度は上げようと思いました。逆にもっとアクセス難度を下げようと思ったのはツール類へのアクセスです。ブックマークレット、各種検索サービス、仕事のグループウェア、仕事のバグトラックページなど。本当に頻繁に使う必要のあるものだけアクセスし易くしようと思います。

ちなみこれはPC以外の何にでも有効だと思いました。例えば、私はよくお菓子を食べるのですが、このあいだ掃除していてなんとなくおかしの袋を戸棚へしまいました。すると、それからあまりお菓子を食べなくなりました。減らさないとなあ、と思っていて実行できてなかったのですがアクセス難度を上げるだけでいともかんたんに実行できてしまっていたのです。ゲーム、テレビ、ラジオ、漫画などなど、集中力を奪ってしまうものすべてにこのライフハックを適用すると、やりたいことがどんどんやれるようになるかもしれません。完全に捨ててしまうわけではないところがミソですね。

これらは捨てる技術に通ずるところがある話です。最後におすすめの整理本を紹介して(アサマシして)おきます。

まずは風水整理術。キーワードは「良いエネルギー」と「悪いエネルギー」。この原則さえ覚えてしまえば細かいHow Toは不要になります。風水といっても「黄色い物を部屋のどこそこにどうこう」なんて話ではありません。もっとおおざっぱで「見るたびにちょっとでもいやだなと思うものを取り除き」「見るたびにちょっとでも楽しくなる物を揃える」ことがいかに大事かという話です。またこの本によってある友達の人生が良い方向へ大きく転換しました。万人におすすめしたい本です。

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お次はファイリング整理術の超整理法。キーワードは「破綻しないこと」。超整理法だけではなく、いろいろある整理法のメリットとデメリットが分かりやすく説明されています。どの整理法をどんなときに使えば効果的かが理解できるのでかなりオススメです。

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4 自分なりの整理の刺激に

コメント / トラックバック

コメント / トラックバック 1 件

  1. 集中力 より:

    遅コメですがお許しを。

    ネットに慣れてくるとライフハック的なものを見るのがクセになって、

    情報を活用することより、おいしく消費することに時間を使いがちですね。

    難易度を上げることによって、注意がそれないようにすることも

    集中力を高める方法になりますね。やってみます。情報どうもです。