エスカレータの片側寄りの「マナー」は「不自由」を生み出した
都会の死角 エスカレーターの右空け<上> 見過ごされる不自由'
一部の人へマナーが、一部の人への制約となっている。思わぬ死角への鋭い指摘です。
例えばエスカレーターを右空けした場合、手すりは左側に来る。すると手すりを掴む手は当然左手になる。しかし左手で手すりを掴むことが困難な人はどうするのか?右側の手すりを掴めば「マナー」を破ることになり、エスカレーターを歩く人の邪魔になる...。
私も意識せずに似たような思いをしたことがあります。30kgの重さの大きなボストンバックを転がして、エスカレーターに乗ったときのことです。片側を空けることが常識になっているエスカレーターでは、ボストンバックを自分の横に置いて乗ると片側を空けることができません。仕方なく私はボストンバックを前の段に置きましたが、段差のためにとても不安定な状態ではらはらしました。
不自由な思いをしている杉並区の君枝さん(87)=仮名=は言います。
「駆け上がる人には、階段を使っていただきたいんですが…」
私もその通りだと思います。また、歩くこと自体が危険であると日本エレベータ協会は指摘しています。
業界団体の日本エレベータ協会は、エスカレーターを歩くのは「危険」との立場だ。非常停止した場合、前のめりになって危険性はさらに増す。
エスカレーターでは歩かないというマナーが浸透してほしいものです。
- 言及を頂いたサイト紹介
エスカレーター
私もこのエスカレーターに浸透してる右側あるいは左側変なマナーへの疑問...
エスカレーターのマナー
関東地方では、エスカレーターに乗るとき、左側に立って、右側は歩いていく人のために
トラックバックを貼らせていただきましたが、私に知識不足で、不十分な内容になったことをお詫びしします。本文を訂正させて頂きました。ご容赦ください。
朱琴管理人のAKRです。
トラックバックを使用したのが初めてだったもので理解不足から不手際がありすいませんでした。記事の方訂正いたしました。
コメントに気づくのが送れ訂正が遅れたこともお詫びします。
真剣に役に立つ『トリビアの泉』 〜エスカレーター歩行の間違いを指摘
『トリビアの泉』でこんなに感動したのは初めてです!
先日の放送で、「エスカレーターで片側をあけるのがマナー、というのは間違っている」と言ってくれました!...
私もそう思います。
歩いても危険でないエスカレーターを作ることをもっと考えるべきです。
歩いたくらいで事故が起こることじたいがおかしい。
エスカレーター業界が事故を自分たちのせいにされないように、不自由なお願いをしてるに過ぎない。
歩くのを前提に考え直すべきでは?
エスカレータは機械的なバランスの点で、真ん中に乗るように設計されているそうです。どうしても急いで進みたい人は、すみませんといって、通路を開けてもらえばいいのです。どちらかに寄って乗るのは間違ったルールです。大きな荷物を持った人は横に置いてもいいのです。どうしても進みたい人は、荷物をまたいで通るか一時的に通路を空けてもらえばいいのです。70歳の老人