開発合宿の課題設定とモチベーションの話
自分がいつも心がけてるのは課題設定を無理しすぎないことかな。3日合宿があったら2日ぐらいで終わりそうだなーというものを実行する。
私も今までに百式開発合宿に2回参加しましたが、このあたりのリソース配分は悩みどころです。
1回目の開発合宿では2泊3日で4個ほどネタを作ったのですが、合宿終了時はどれも荒削りな感じで仕上げまでには時間がかかる状態でした。スケジュールの関係もあって合宿直後に仕上げるするためのまとまった時間がとれず、未だにどれもリリースできていません。「リリースできていない」っていう事実は自分にとってはかなりネガティブな要素で、それで2回目の開発合宿ではとにかくリリースできるところまでもっていくことを目標にして、時間の7割以上ををユーザーのアカウント管理系機能や説明に費やしてBROWSIZE.ORG が公開できたという感じでした。
それでも2回目の開発合宿ほうが全てにおいてよかったかというとそうでもなくて、モチベーションの点で1回目に比べていまひとつでした。1回目の開発合宿では見た目に派手なものが多いこともあって、新ネタを披露するたびにみんなにすごいと言ってもらえたことで凄くモチベーションが上がっていました。まさに、
すごいと言ってもらうために残った時間でせこせこ作ったものを磨いていると、みんなの驚く顔とかが想像できて、やる気がでる。ポジティブスパイラル。
こんな感じでした。2回目はリリースのための作り込みにほとんどの時間を費やしたために驚き要素が少なくてポジティブスパイラルが起きにくかったんですね。まあ BROWSIZE.ORG を作ったおかげで、登録、認証、アカウント管理といったユーザー登録型サービスに必要な機能をゲットできたので、次からユーザー登録型サービスを作るときはコードを使い回して驚き要素に時間をかけられるようになると思います。
まあいろいろ悩みはありますが開発合宿そのものは驚異的な集中力を発揮できる上にハイスペックな方々の直接意見を聞けるレアなイベントですので、機会があればぜひ参加するとよいと思います。
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