「受信トレイ=ToDoリスト」にしてはいけない!「減らす技術」より
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「減らす技術 The Power of LESS」を読みました。この本の中で、個人的にぐっと来た「受信トレイ」についての部分を紹介します。
”受信トレイ”を最小限に減らす
あなたは普段、何種類くらいの方法で情報を得ているだろう? たいていの場合は6種類といったところだろうか。Eメール、携帯電話のメール、留守番電話のメッセージ、紙媒体、ブログ、その他オンラインのメッセージ (MySpace、FacebookなどのSNS)。
Eメールだけでなく、メッセージをチェックする必要があるものは、すべて”受信トレイ”だ。その数が多ければ多いほど大変になる。いつもチェックして処理しなければならない。終わりのない作業だ。
なるほど「受信トレイ」はメール以外でも「通知」やらなんやら、沢山ありますね、、、。最近、Facebookのコメント通知や、Twitterのフォロワー以外からのMention通知などの緊急性/重要性が低いものは、スマホへの通知はオフにしましたよ。
受信トレイをToDoリストにしない
メールがいつまでも受信トレイに残るのは、処理のために何か作業が必要な場合が多い。しかしそのままでは、受信トレイがToDoリスト代わりになってしまう。
処理が必要なタスクは、別のToDoリストに書き込もう。受信トレイにはタスクを残さない。メモには、「◯◯のメール参照」と書いておく。メールの方は”アーカイブ”して終わり。
「受信トレイ=ToDoリスト」(にしてはいけない)!!!これは陥りがち。あとで返信しよう、とか、あとでこのメールの中身を処理しよう、と思ってGmailの受信トレイにメールを残しておいたり、スターをつけておいたりしていましたが、それって受信トレイを第2のToDoリストとして使っていることにほかなりません。
ToDoリストを複数運用するのは、仕事とプライベートぐらいで十分でしょう。全てのToDoを把握するのに、いちいち両方見なければいけないのはよくないですからね。
これ以外にも「種類をへらす」「頻度をへらす(一気にまとめてやる)」「重要なものだけやる」など、あらゆるものごとを減らして人生をシンプルにするための方法が、ステップごとに解説されています。シンプルライフのためのライフハック大全的な本でした。
個人的にライフハック系の本はわりと読んできていたので大体のことは既知でしたが、具体的でわかりやすいので基本がまだの方にはおすすめだと思います。
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