FreshReaderはローカル型とサーバー型の双方の利点を併せ持つRSSリーダーである
最近、RSSリーダーをフレッシュリーダーに乗り換えた。非常に使い勝手がよく気に入っている。
高速に動作する上、サーバー型のメリットも得られる
今まではローカルクライアント型のHeadline-Readerを愛用していたんだけど、フレッシュリーダーに乗り換えてからフィードの購読効率が劇的に向上した。Passion For The Futureの橋本さんの言葉を借りると普通のRSSリーダーとして最高のできなのだ。ローカル型のように最新取得もさくさく動き、サーバー型の利点である取りこぼしが無いことやマシンやブラウザを選ばないことが素晴らしい。そしてサーバーがフィードを取得するということは、ナローバンド環境でもメリットがある。最近、遅い回線でネットに繋ぐことがあったのですがフレッシュリーダーにしていてほんとうによかったと思ったことが多々あった。遅い回線で100以上のフィードを常に更新しようと思うと非常に時間がかかるのだけれど、フレッシュリーダーならサーバーの回線資源を使ってくれるのでその問題は無い。
Bloglinesよりもよい点
以前にBloglinesに乗り換えを試みたことがあったんだけど、サーバーの応答が遅かったり最新フィードの取得が不安定だったり、すぐに最新を取得しようとしてもできなかったりして乗り換えを諦めたことがある。ASPに完全に依存しているとそういうことがあったときに自分で何か対処しようとしても何もできないから歯がゆい。サーバーインストール型アプリケーションは導入が少し面倒だけどそれに有り余るメリットが得られる。ただこの面倒さもかなり解消してくれるFTPインストールという無料サービスがあって、これには本当に感心した。サーバー情報を入力するだけであとは自動でアップロードしてくれるのだ。ファイルをダウンロードして解凍してアップロードする手間はわりと面倒なので、これがあることで導入の敷居がかなり下がっていると思う。
すばやく流し読みできる表示方式
最後に、RSSリーダーの記事の表示方式について。多くのRSSリーダーは記事リストを別に用意して1記事づつ読み薦めていく方式か、フィードごとやディレクトリごとにいっぺんに表示してしまう方式のどちらかが採用されていることが多い。Headline-Readerは前者で、私は以前までこの方式が気に入っていた。なぜなら記事1つ1つに対して既読か未読かを自由に(また即座に)コントロールできるからだ。大量に記事を吐くようなフィードに対して途中まで読み進めておくことができる。いっぺんに表示する方式ではそれができないので、乗り換えるのはちょっと抵抗があった。しかしそれはフレッシュリーダーを使って必ずしも効率的でないことに気が付いた。いっぺんに表示されれば、大量の記事を高速に流し読みすることができる。このメリットのおかげで購読にかかる時間が短縮され途中まで読み進めてやめるということが無くなったのだ。Bloglinesを使っていれば気付いただろうが、Bloglinesはそれ以前の問題があったからそこに気がつくまで使えなかった。
他にも企業が導入するメリットなどいろいろ書きたいことはあるが、今回はこれくらいで。
フレッシュリーダー、オススメです。百式の田口さんも絶賛中ですよ。
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