夢をかなえるゾウを読んでニヤニヤしながら靴を磨きました
飛鳥新社 (2007/08/11)
売り上げランキング: 49
ずっと笑いっぱなしで最後は泣く!
星800つ
執筆中なのに何故か新刊を読んで感動中
「いい本というのは、読後すぐに行動したくなる本である」
この言葉は「あなたの知らない照明術 : akiyan.com」への言及ページに書かれていた言葉なのですが、その通りだと思いました。そして「夢をかなえるゾウ」もその1冊になったようです。僕がつけた付箋の量からもそれがわかると思います。
とりあえず僕が起こした行動が以下の通り。
- 靴を磨いた
- トイレを念入りに掃除した
- 腹八分に抑えてみた
えーと、何だか辛そうなことばかりですね。靴磨きなんてまともにやったことないですし、トイレ掃除とか嫌ですよね。腹八分とか禁欲的でいかにも自分を律している感じです。
でも僕、これ全部ニヤニヤしながらやってましたよ。もうぜんぜん辛くなかったです。多分、この本の主人公に自分を重ねてたからじゃないかなと思いました。
というのも、この本はいわゆる自己啓発とか成功本なのですが、主人公にいろいろヒントを教えてくれる教師役のゾウの神様が濃ゆいところがユニークです。たとえば「腹八分に抑えろ」と言った直後に
「ええか、よう見とけ。こうなったら、終わりやで!」
と言ってメシをたらふく食って寝てしまう、滅茶苦茶な教師なんです。そんな変な教師と漫才みたいなやりとりをしつつ、結局行動に移している主人公の様子は笑えます。外で読んでたのに、読みながら普通に声出しちゃってました。
で、いい映画を見た後に、気持ち的に主人公になりきったりすることがあるじゃないですか。アクション映画だとアチョーとかやったり。靴磨いてるときは多分そんな感じだったんじゃないかと。あの変なゾウに言われて靴磨いてる主人公みたいな自分ワロス的な。
「なぜ成功したい人は意識を変えようとするのか?」
「それは、意識を変えることはラクだからだよ。思うだけでいいからね」
「なぜ成功しないのか?」
「意識だけ変えて行動しないからだよ」
こんなやりとりがあるのですが、なあるほど、と思いました。しかもこれが漫才をからめてくるので堅苦しさが無くて、スッと入ってきます。
また、自己啓発本に読み飽きた方にもオススメです。きっと今まで学んだことに新しい視点を与えてくれると思います。このことについては書評:夢をかなえるゾウ(プレゼント付) | i d e a * i d e aで的確に語られています。(というかidea*ideaのプレゼント企画でこの本を頂きました。ツイてる!)
最後に蛇足っぽくなるのですがどうしても書きたかったことをひとつ。この本は物語形式になっていて最後に物語としてのオチがつくのですが、オチを3回読んで3回鳥肌が立ちました。1回目の鳥肌はそれはもう強烈でした。よろしければぜひ皆さんも立ててください。鳥肌。
著者である水野敬也氏のベストセラーのひとつ「ウケる技術」は最近文庫版が出て入手し易くなりました。まだ読んでない方はこちらも併せてぜひどうぞ。
飛鳥新社 (2007/08/11)
売り上げランキング: 49
ずっと笑いっぱなしで最後は泣く!
星800つ
執筆中なのに何故か新刊を読んで感動中
新潮社 (2007/03)
売り上げランキング: 4991
新しい笑いを求めている方には「温厚な上司の怒らせ方」もおすすめです。こちらも水野氏プロデュースの作品です。
売り上げランキング: 503
「郵便局はね」「黙って」
衝撃の一枚
シュール
自分はこの人(達)のスタンスが嫌いです。物事の進め方が凄くイヤらしく感じます。
小説としては、面白いかも、でもまったく役に立ちません
こんにちは。
私も最近読みました。
心に残る言葉が多くて
何度も読み返したくなりますね。
ガネーシャ、なんか好きです。
http://www.catiks.com/2008/03/post_528.html
いい本ですよね。
あたしは結構高い本だったので、最初は図書館で借りたんですが、感動して買っちゃいました。
成功本とかって堅苦しい感じがして嫌いだったんですが、この本を読むと、トイレ掃除とかも厭じゃなくなりますよね。
あたしもやりました!
・・・長くなってすみません。
わたしも読みました。
春ごろに買ってずっと放置していたのですが
最近になってやっと読みました。
教訓がいっぱい。
でもおもしろい!
いろんな人に読んでもらいたいなぁと思いました。
http://loco123.web.fc2.com/
[...] この「夢をかなえるゾウ」は、以前に書評記事にも書いたのですが、今までのビジネス書・自己啓発所のエッセンスを一冊に集約し、さらに水野さんの笑いの要素も加えて、読み終わったあとすぐに実践したくなる素晴らしい一冊です。 書籍の内容の素晴らしさもさることながら、アルファブロガーの「田口さん」の心を強く動かしたり、akiyanさんは読み終わった後ですぐ靴磨きを始めたり、ご自身も全国の書店への行脚を行われたり、と多くの方に買っていただくための活動も精力的に行われた結果が、今回の100万部到達につながったものと思います。 [...]