労働法のキモが2時間どころか30分でわかる本
日本実業出版社 (2007/11/15)
売り上げランキング: 22
すごく読みやすい本
気軽に読んでみるのも良い
手元に置いておきたい一冊
404 Blog Not Found:こんな「労働法本」を待っていた! - 書評 - 労働法のキモが2時間でわかる本のエントリを読んで「あ、買おうかな」と思っていたら、献本のお申し出を受けていることをすっかり忘れていて、翌日に本が届いて無駄に喜びました。献本ありがとうございます!
先ほど読んでみたところ、個人的には2時間どころかむしろ30分でOKでした。その理由は以下の通り。
- あらゆる見出しが的確なので、読みたいところだけ難なく読める
- 強調部分も的確
- とても平易な文章で、読んでいて疲れない
基本的にノウハウを記した本なので、個人的に読みたいポイントだけを抑えればよく、かなり飛ばして読みました。30分でOKというのは、「あなたにとって必要なキモだけなら、30分でわかるかもしれない」ということです。
そして見出しと強調がかなり的確につけられているなあ、と感じました。書く側として、長めの文章を書くときは「見出しが決まれば内容が決まる」と言われますが、内容が決まるということは内容自体の質にも大きく影響するのだと思います。
そしてこの本を読んでいて思ったのですが、見出しの次に重要なのが「強調部分」なのではないかと思いました。最近漠然と思っていたことではあるのですが、ノウハウ本に関しては、その知識の「重要なポイント」を的確に強調しているかしないかで、印象がかなり違うと思います。
内容自体は、労使ともに有益な労働法本です。法律の文章などをそのまま引用していないのも、最初に手をつける本としてのポイントが高いです。労働法について少しは知っておきたいけど、どの本から手をつければいいか分からない方には個人的にオススメだと思いました。これからという方はぜひどうぞ。
日本実業出版社 (2007/11/15)
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気軽に読んでみるのも良い
手元に置いておきたい一冊
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