「Q:」で映画を観たら、音に包まれました
ハイビジョンサウンド会議 sponsored by NIRO (まとめサイト)でモニター中の、フロントサラウンドシステムの「Q:」の体験レビュー続きです。(前回記事)
いよいよQ:を試聴しました。試聴用の素材は、以下の映画2本です。
- 「硫黄島からの手紙」(ブルーレイ)
- 「インディ・ジョーンズ~レイダース・失われたアーク~」(DVD)
試聴環境は、テレビはTOSHIBA REGZA Z3500 42インチモデル。再生機はPS3。PS3からHDMIでテレビに接続し、
テレビから光ケーブルで、デジタルスルーでQ:に音を流しました。
TOSHIBA REGZA Z3500 42型、PS3、Q:。
音に包まれた!
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硫黄島からの手紙は、1944年の硫黄島での日本軍とアメリカ軍の戦いを、日本側の視点で描いた作品です。戦争映画なので、爆撃、砲撃、銃撃といった派手な音をQ:で聴くことができました。
映画を観ていて最もぞくぞくしたのが、「音に包まれる感じがした」ことでした。これがQ:か!と思いましたよ。センターとトップ、あとサブウーハーしかないのに、どこから音が鳴ってるのか理解できませんでした。
また「どこにいてもちゃんと聴ける」という話は、僕が試聴した限りでは嘘ではありませんでした。2スピーカーだと座る位置が悪いと音が偏りますが、Q:の場合はちょっとやそっとずれたぐらいでは、全く偏っている感じがしませんでした。だからといって中央からストレートに音が出ているという感じではなく、広い範囲から聞こえてきました。
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インディ・ジョーンズ~レイダース・失われたアーク~は映画シリーズの1作目で、1981年公開の古い映画です。選んだ理由は単に僕が観たことが無かったからです(「ええー」という声多数)。DVDから出ているデータは5.1chですが、元々の音は5.1chではないでしょう。それでもやっぱり建物が激しく崩れたり、カーチェイスのシーンではQ:のおかげでドッキドキものでした。
2本を見終えてみて、ちゃんとしたオーディオで聴く映画はやっぱりよかったです。自宅は鉄筋コンクリート構造のマンションなので、多少の重低音も問題ありません。なので存分にサブウーハーの音を出して鑑賞した上での感想です。
今までテレビの音で視聴した映画を観直したいです
ハイビジョンテレビ、ハイビジョンサウンドで観た映画体験は、かなりいいものでした。以前にもそれなりの音で映画を観ていた時期がありましたが、画面は4:3の25インチ程度でした。
テレビは薄型、大画面が手の届く範囲になってきて、素材もDVD、ブルーレイと、映像は格段に綺麗になりました。ですが、音はテレビの大きさほど気にされてきませんでした。僕も「まあこれでもいいか。場所とらないし」と思ってたくらいです。完全に「音を忘れて」いましたね。
映画を観るのはけっこう好きな方なので、今までテレビの音で観た映画を観直したくなりました。アクションや戦争ものだけでなく、音楽がいい映画も良さそうですね。ゴッドファーザーとか、泣けそうです。
試聴は以上です。次は総括編です。Q:への要望を書きますよ!
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