BROWSIZEの220万PVより集計、ブラウザ幅900px以上は85%に達した
拙作のブラウザレンダリングエリアサイズ解析集計サービスBROWSIZEの直近1ヵ月分、全220万PV(解析タグ)から集計したデータを公開する。全PVからの集計は今回が初となる。
ブラウザ(レンダリングエリア)幅表
横幅(以上) | 比率 |
---|---|
760px | 96.0 % |
770px | 95.2 % |
780px | 94.1 % |
790px | 93.4 % |
800px | 92.5 % |
810px | 91.6 % |
820px | 90.8 % |
830px | 90.1 % |
840px | 89.2 % |
850px | 88.5 % |
860px | 87.8 % |
870px | 87.0 % |
880px | 86.3 % |
890px | 85.7 % |
900px | 85.2 % |
910px | 84.7 % |
920px | 84.1 % |
表の見方:900pxなら、「900px以上のユーザーが、85.2%だった」と読む。
900px以上は85%に達した
2006年2月時点にakiyan.comで調査した時点(mixiのデザイン変更から学ぶ、ウェブサイトの最小横幅を800px以下にすべき理由 : akiyan.com)では860px以上でも、60%以下だった。約4年が経過した今、900px以上で85%となった。800px以上で見ると、75%から92%になっている。この4年でブラウザ幅はかなり広がったようだ。
900px以上が85%というのが十分な比率と考えるかはケース次第だが、yahoo,mixi,youtube,ニコニコ動画など大手サイトが軒並み900px越えのデザインに移行していることを考えると、900px幅を基準と考えてもよい時期に来ているのかもしれない。
むやみに横幅を広げるべからず
とはいえ、むやみに横幅を広げる必要はない。これからはiPhoneなどの低解像度のスマートフォンなども台頭してくるため、専用のレイアウトを作る余裕が無いのであれば、必要十分な横幅のレイアウトで留めておくメリットは十分にある。いつだって「その横幅は本当に必要かどうか」を念頭に置くことを忘れないでおこう。
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