ScanSnap持ってるけどフラットベッドスキャナを再導入したら意外に便利だった
プリンタ買い替えのついでに複合機を導入した
8年前(!)に買ったScanSnapのFI-5110EOX3、部品交換しながらいまだに使い続けていまして、ScanSnapを買ってまもなくフラットベッドスキャナは処分したのですが、これまた5年くらい使い続けたプリンタ、2004年製PIXUS iP3100の買い替えに際してフラットベッドスキャナつきの複合機を導入したところ、スキャナ機能が意外に便利だったという話です。
導入した複合機はブラザー工業のMyMio DCP-J925Nで、まあ普通に高評価で安価なバリューモデルです。DCP-J925Nは現在は旧モデルで、これに近い現行モデルはDCP-J940Nです。
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ScanSnapでスキャンできなかったものがスキャンできる幸せ
フラットベッドスキャナの何が便利かというと、一言でいえばScanSnapでスキャンできなかったものがスキャンできるんです。はい、何を言っているんだと笑うかもしれませんが、ScanSnapだけを使っていると意外に忘れるんですよね。とはいえ電子化したいものもあるので、スマホのカメラで撮ってスキャナアプリで整形したりもしてたんですが、やっぱり専用スキャナでスキャンした画質は素晴らしいです。
具体的に何がスキャンできるようになったかといと、裁断したくないもの、たとえばCDやDVDについてくるブックレットや歌詞カードとか。ScanSnapってもう絶対にバラさないとスキャンできないわけで。バラさずに無理やり突っ込むと「めりめりグシャグシャ」と音と立ててたいへん悲しいことになるのでお勧めしません。あとScanSnapに微妙に入らない変形で大きめサイズのものとか。「まあ仕方ないかな」って思って見過ごしてきたものが、きっちりスキャンできるようになって、思いのほかスッキリしました。
クラウド連携や無線接続もよかった
別の話になりますが、初期設定はかなりめんどくさいのですが、スキャナから直接Evernoteに送信できたりして、PCレスでとりあえず保存までできるのも便利です。片面や数枚程度ならPC使うより気軽です。ほとんどのScanSnapモデルは母艦前提なので、気軽にスキャンができません。ちなみに初期設定がめんどくさいのは、Evernoteとの連携がEメール形式だからです。メールサーバーの設定とか、クラウドメーラーしか使わないので、久しぶりにやりましたね。ふつうにEvernoteのAPIを使ってほしかった。
あとプリンタが無線接続できたりと色々と捗ったので、有線接続の古いプリンタを使っててフラットベッドスキャナを持っていない、という人は買い換えて損はないんじゃないかと思います。
片面ADFはScanSnapの代替にはならない
ちなみにこの複合機に決めた理由は、えふしんさんのScanSnap+プリンタを1万円で代替するクラウド対応のインクジェット複合機の話がきっかけでした。エントリ内容通りにScanSnapの代替になるかなーと期待していたのですが、両面スキャンができないので僕の場合は代替にはなりえませんでした。電子化したい紙媒体ってほとんど両面印刷されていて、複数枚とかになると、片面スキャンのADFだとダメなんですよねぇ。この事実に買ってから気づいたので、結構ガッカリしたんですけど、他のメリットが大きかったので結果的に満足してます。
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