CakePHP本体への初Pull Requestが取り込まれて、英語が苦手でもなんとかなることがわかった
CakePHP本体への初プルリクがマージされた
CakePHP 2.5.1 で、FormHelper::create メソッドの url(action) にHTMLエンコードされる文字列(&とか)や、#hash といったアンカー付きのURLを渡すと SecurityComponent で blackHole 行きになってしまうバグがありました。修正するプルリクをテストつきで送ってみたところ、いくつかの指摘を頂いて修正を重ねた結果、無事 master へ merge されました。
今回のプルリクをしてみてよかったことは、CakePHP本体へ貢献できたことと、「テキトーな英語が含まれたコミットでもなんとかなる」ことがわかったことでした。
テキトーな英語は誰かが直してくれる
英語が苦手な人にとって、外国人で構成されたレポジトリへのプルリクの最大の難関は英語です。プルリクのコメントは適当でも伝わればいいかなとも思いますが、ソースコード上のコメントはさすがにちゃんとした英語じゃないとだめなんじゃないか、とビビっていました。
ビビりつつなんとなく雰囲気で書いた英語のままプルリクを送ったところ、英語の間違いを指摘するコメントがいくつもつきました。
ドイツ在住の@dereuromark氏(たぶん、CakePHPの中の人)が英語の誤りを指摘してくれた様子です。
このように、細かい英語表現はネイティブがなんとかしてくれそうです。少なくとも意図が伝わる必要はあると思いますが、意図だけなら文法を無視しまくっても伝わると思います。たぶん。
テストつきのプルリクが最高らしい
余談ですが、いつかのCakePHPイベントでCakePHPの中の人の誰かが、CakePHP本体へ貢献するなら何が一番よいことか、という質問に対して「テストつきのプルリクが最高だ。Issueよりもテストつきの修正コミット書いてくれ。テストだけでもいい」と言っていました。
コードの修正だけなら英語を書くタイミングは少ないですが、テストとなるとテスト内容を示す英語の文章が必須になります。英語が苦手な人にとって結構な心理的ハードルになりますが、今回のように正しい英語に直してくれる人が現れたりするので、あまり気にしなくても大丈夫じゃないかと思います。
というわけ下手な英語を恥ずかしがらずにプルリクを送るといいと思います。中の人からコメントがつくとアドレナリンが出て気持ちがいいですよ!
コメント / トラックバック