放棄ごみに貼られた「これは粗大ごみです」シールの伝わらなさ感がすごい

まずはこちらをご覧ください。

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「これは粗大ごみです」と大きく書かれたシールが、スーツケースに貼られています。

これはどういうことでしょうか。

小さめの文字も読んでみましょう。「品川区粗大ごみ受付センターにお申込みください」と書かれています。

シールを見て、すぐに意味がわかりましたか?

このシールが伝えたいことは「このごみは粗大ごみなので、そのまま捨てずに、捨てたい人が自分で申し込みをして、回収を依頼しなければならない」ということなんですね。

このデザイン、文言ではすぐには伝わらないと思います。

最初に伝えるべきは「粗大ごみです」ではなく「このごみの回収には申し込みが必要です」だと思います。

なぜなら、放棄ごみの持ち主が粗大ごみの回収には申し込みが必要だということを知らない人がいるからです。そんな人に「これは粗大ごみです」ということだけ最初に伝えても、本人は「あ、なんかシール貼られてる。ふーん、これは粗大ごみなんだ。へー」で終わってしまう可能性があります。

次に、粗大ごみの扱いは知っていて、これは粗大ごみではないと判断していた場合でも「このごみの回収には申し込みが必要です」という全く同じ説明でカバーできます。

さらに言うと、前者のケースの場合に小さい文字まで全て読んでも、誰が申し込むのかがこのシールの説明から抜け落ちています。メッセージの受け取り手が不明なので、廃棄者本人が無知だった場合、ごみ回収業者からごみ捨て場の管理者へのメッセージだと解釈することもできてしまいます。

なので、最適化した文言は以下の通りです。

「このごみの回収には申し込みが必要です

廃棄者本人が品川区粗大ごみ受付センターにお申込み下さい」

この記事の意見も、ブログで書くだけでは品川区に伝わらないと思うので、何らかの手段で連絡した後に追記します。

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