稼働7年目なiMac 27 Late 2009のHDDが壊れたけど次をどうしようか悩む

iMacが壊れた

自宅にある、稼働から7年目なiMac 27 Late 2009のHDDが壊れたっぽい。

初期症状はキーチェーン系のエラーが出てまともに動作しなくなり、TimeMachineから復旧させようとすると10〜30%のあたりで復旧エラーで止まってしまう。復旧アシスタントのディスクユーティリティからディスクを見るとS.M.A.R.Tの項目がエラーになっている。

このiMacは、光学ドライブ部分を自前でSSD 128GBに換装して、FusionDriveにしてある。SSDとHDDのどちらが壊れているのかまでは確認してないが、たぶんHDDの方だろう。なぜなら、このHDDはもとから内蔵していたディスクで、2013年にリコール対象になったからだ。(参考「iMac 1TB Seagate ハードドライブ交換プログラム」に申し込みました。 - 小夏パパが書いています。 )

リコール発表時はまだ改造していなかったので、無償交換が可能だったけど、HDD交換には数週間かかるだろうしめんどくさかったのでやらなかった。結局7年稼働したんだから、十分な実績だ。

データは400GBくらいだっただろうか。クラウド化については、写真と動画はほとんどGoogle Photos化してあるが、していないものもそこそこあった。音楽はiTunes Match化してある。その他書類はDropboxやGoogle Driveだ。このまま壊れたままほったらかしておいても困りはしない。クラウド万歳である。とはいえTimeMachineで1発で復旧できることならしたい。

次の選択肢は様々

さてこれからの選択肢は様々だ。この記事はサブPCのMacbook Air 13 Mid 2011 (MC965J/A 13.3/1.7/4/128FLASH) から書いている。

データが400GBあるので、それを格納させるのが前提だ。

• 1TB HDDを交換して元通りにする (1万円)
• 512GBのSSDに交換してしまう (2万円)
• 5K iMac 27 (FusionDrive 1TB) にしてしまう (26万円)
• ノートPCをグレードアップさせる
  • Macbook 512GB (20万円)
  • Macbook Pro 512GB (24万円)
  • Macbook Air のSSDを480GBに交換する (4万円, JetDrive500 480GB MacBookAir2011/2010専用アップグレードキット SSD [TS480GJDM500] ｜秋葉館.com Mac専門店)

壊れたHDDの交換が素直だけどめんどくさい

iMacのHDDを交換してしまうのがそりゃいいんだけど、作業は気をつかうし再度のFusionDrive化もじつにめんどくさい。以下参考。

• IMac27インチ(late 2009)HDDをSSD換装して快適になった | Way2Go
• Macの内蔵ドライブを、Fusion Drive化した。 – 日々の気づきを共有しよう!!

SSD化はメリットを享受しきれない

SSD化はシンプルだし性能アップになるけど、べつにゲーミングPCでもないんだから、2万円かけて全領域をSSD化した嬉しさは享受できそうにない。

5K iMac は使い切れない

最新の5K iMac 27 (Fusion Driveモデル) はどうだろう。実のところこのiMacの用途は、大容量なストレージと、大きい画面でコーディングやブラウジングをするくらいで、デスクトップ的な性能を必要とするフォトレタッチや動画編集はほとんどやらないので、デスクトップだけ最新ハードにしても価格相応のありがたみがない。

なので、ストレージ容量さえ解決するなら、ノートPCを強化する方向性もある。

Macbook 8,1 (USB-Cの薄いやつ) はよさげ

Macbook (8,1) はどうだろうか。今より薄いし軽いしバッテリーも持つ。CPUが1.2GHzなのは気になるけど、Turbo Boostで2.6GHz出るので、ビルドや動画エンコードくらいなら大丈夫なのではないだろうか。外部出力は4Kだと30Hzなのでポインタの追従はカクつくので残念ではある。2560x1440についての情報がなかったのでサポートに問い合わせた所、2560x1440も可能で、その場合のリフレッシュレートは60Hzだそうだ。なかなかよさげだ。

以下サポートチャットの様子。最近の大手サイトやメーカーはチャットサポートが充実していて快適だ。

Macbook Pro は重い

Macbook Proはスペックは申し分ない。しかし重い。1.58kg。今のAirが1.08kgなので500mlペットボトルが1本分がまるまる増えるなんてちょっと耐えられない。

Macbook Air のSSDを換装してもいいけど、代わり映えしない

手持ちのMacbook Airを480GB化するという斜め上の案もなくはない。Mini-Displayportも健在だ。CPUはCore i5の1.7GHzなので十分だ。でもどうせなら代わり映えしたい。

7月に新しいMacbookが出るという噂

あれこれ考えていたら、新しいMacbookが7月に発売されるという噂が流れてきた。

• アップル、より薄型の「MacBook」13インチと15インチモデルを7月までにリリースか - CNET Japan 

薄くて軽いなら12インチより13インチのほうがいい。答え合わせの7月までは待ちかな。待っている間にHDDを交換してしまって、元通りになっちゃいそうだけど。ちょうど7月にAirが勝手に壊れてくれたら悩まなくて済むんだけどな。

それとも、今のPCを売るためにiMacを元通りの構成にするのも考えてもよさそうだ。Macbook Airとあわせて6〜7万円くらいにはなりそうな感触だ。

こうやって自宅ハードの最適解を探すのはいつでも楽しい。数年経てば状況が変わるし、飽きない。楽しいなあ。