2024/1/8 石川帰省で被災状況を見た
令和6年能登半島地震前から予定していた地元の石川県帰省で、被災状況を見ました。2024年1月8日時点の状況です。
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被災地方面の渋滞はある
知人との関係で、金沢と能登の間の穴水という地域で被災状況を確認したい不動産があり、金沢から向かいました。のと里山街道は七尾方面へは早々に一般車両は通行不可になり、下道に降ります。七尾までは道路状況や渋滞は無くスムーズに行けましたが、七尾で立ち寄ったコンビニのトイレは断水していました。
そして七尾を過ぎると道路状況が一気に悪化します。穴ぼこやジャンプ台だらけ。応急措置として砂利で穴を埋めた道が続き、交通量もどんどん増えてきます。ついには信号が無くても停車するレベルの渋滞が発生し、この感じだと日が暮れてしまうということで早々に引き返しました。
「これはたしかにいわゆる雰囲気ボランティア目的でテキトーな一般車両が向かうと、渋滞を増やしてしまって迷惑になりかねないな」と思いました。
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交通量の多くは自衛隊や警察、DMATなどの災害対策車両が目立ちました。印象的だったのは警察車両で、兵庫から長野、そして警視庁の車両もみられ、災害があると警察組織も全国から応援に来ることを知りました。
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戻りの七尾から金沢方面へはのと里山街道は一般車両も通行可能になっているのでスムーズに戻れるかと思いきや、気を抜くとジャンプ台状態の段差が残っていて、ぱっと見は制限速度の70キロは出せそうな道を30~40キロ程度で走ったりしました。
内灘地域の液状化は言葉を失うレベル
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液状化の被害がひどいと言われている干潟がある内灘町も通りました。「埋立地は地震がくると液状化する」とは東日本大震災後によく知られているし映像では見たことがありましたが、目の当たりすると言葉を失います。建物はなんともなかったりするのに、地面が数メートルレベルで沈みこんで傾いていて事実上の全壊に見える建物が、通過して見えただけで100棟以上はありました。
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内灘町を抜けるとすっかりなんともなさそうになるので、地盤が大事とはこういうことか、、、と思いました。
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